ロケット向け高強度アルミ合金の実用化に向け宇宙航空研究開発機構(JAXA)様、㈱UACJ様及び三菱重工業㈱様と共同研究を開始しました。

2025年5月8日
富山住友電工株式会社(富山県射水市、代表取締役社長 山本康夫)は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(東京都調布市、理事長 山川宏)様、株式会社UACJ(東京都千代田、代表取締役 田中信二)様及び三菱重工業株式会社(東京都千代田区、取締役社長CEO 伊藤栄作)様とロケット向けアルミニウム・スカンジウム合金の共同研究を開始しました。
本共同研究は、JAXA様が推し進める次期基幹ロケットや新たな宇宙輸送システムの実現に向けた、革新的将来宇宙輸送システム研究開発プログラム※の研究提案募集において採択されたもので、研究対象のアルミ素材は、WAAM技術を用いた3Dプリンターに使用できる高強度なワイヤーであり、成型工程の削減や自由な形状の製作が期待されるものです。
今後この1機関2社と連携し、ロケットに使用可能な高強度アルミニウム合金ワイヤーの2028年度の実用化を目指します。
※ 革新的将来宇宙輸送システム研究開発プログラム詳細
https://www.kenkai.jaxa.jp/research/kakushinyusou/kakushinyusou.html